
下越地域の救急隊員らが、児童虐待が疑われる場合の対応などを学んだ研修会=新発田市新栄町1
児童虐待の早期発見と迅速な対応につなげようと、新潟県の下越地域の3消防本部などでつくる「下越地域病院前救急医療研究会」が、新発田児童相談所と共同で研修会を新発田市で開いた。「救急隊員には虐待が疑われる現場を観察し、サインを察知する役割がある」との児相側の呼びかけに、救急隊員らが関係機関との連携の重要性を再確認した。同研究会によると、研修会は県内初の試みで、全国でも珍しいという。
同会は新発田地域...
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