鳥インフルエンザの新たな予防策について話し合う佐藤征也さん(右)と木村晴夫さん=五泉市論瀬
鳥インフルエンザの新たな予防策について話し合う佐藤征也さん(右)と木村晴夫さん=五泉市論瀬

 新潟県内の養鶏場で今季5例目の感染が確認され、1シーズン内の過去最多を更新した高病原性鳥インフルエンザ。新たな予防策の開発へ、新潟県の医学博士が養鶏業者らと連携して挑んでいる。予防策の柱は二つで、エサに免疫力を高めるとされる植物成分を加えることと、鶏舎内を陽圧状態にして外気吸入口にウイルスを分解する装置を設けることだ。関係者は「新潟発で、食の安全・安心を守りたい」と意気込んでいる。(論説編集委員...

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