
吉田特別支援学校の生徒が描いた昔話「風の神と子ども」の絵を紹介する燕市立図書館の石原均館長=燕市白山町1の燕図書館
発達障害などで活字を読むのが難しい子どもたちが物語を理解しやすいよう工夫された電子書籍を、新潟県の燕市立図書館が中心となって制作した。県内に伝わる昔話「風の神と子ども」を題材に市内の県立吉田特別支援学校の生徒が挿絵、市民グループ「燕語りの会」が朗読を担当。音声と文字、画像で読書が楽しめるCDに編集し、貸し出しを始める。
電子書籍は、教育や福祉の現場で活用が広がる国際規格「マルチメディアDAISY...
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