
地価が好調な東大通エリア=3月22日、新潟市中央区
22日に発表された新潟県内の公示地価(商業地)は、新潟市中央区のJR新潟駅周辺や万代地区で上昇した一方、信濃川を挟んだ古町地区では低迷した。市が活性化策を講じる都心エリア「にいがた2km(にきろ)」内の勢いに濃淡が鮮明に表れた。また、好調な新潟駅、万代をけん引するオフィス需要は新築ビルの人気が高く、既存ビルへの波及は乏しい。県都の地価回復の足元で二つの濃淡が浮き彫りになり、今後に不透明感も漂って...
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