4月からの新たな学校生活を前に「がんばるぞー」と声を合わせこぶしを突き上げる児童ら=3月25日、糸魚川市木浦
4月からの新たな学校生活を前に「がんばるぞー」と声を合わせこぶしを突き上げる児童ら=3月25日、糸魚川市木浦
学びやに感謝の気持ちを込めて最後の校歌を歌う児童ら=3月25日、糸魚川市木浦

 今月末で120年の歴史に幕を閉じる新潟県糸魚川市木浦の木浦小学校で3月25日、閉校式典が行われた。9人の在校生をはじめ、保護者や教職員ら計約100人が出席し、思い出を振り返りながら学びやに別れを告げた。

 同校は1902(明治35)年に開校し、これまでに約3500人が巣立った。昭和30年代のピーク時には約380人の児童がいたが、最後の年度は9人となった。4月に能生小に統合される。

 式典では、児童が...

残り207文字(全文:408文字)