新潟医療センター(新潟市西区)は27日までに、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種効果の調査結果(速報)を発表した。血液中の抗体の量など示す「抗体価」が接種直前に比べ上昇し、調査対象者平均が37倍になったことが分かった。また、抗体価は2回目接種から8カ月で約20%に減少していたことも明らかになった。

 調査は昨年の1、2回目接種後と同じ方法で、センターの検査科、病理診断科、健診センターが行った。米ファイザー製ワクチンの3回目接種の前後で、23~78歳のセンター職員111人(男性26人、女性85人)の血液を検査し、抗体価を測定した。

 センターによると、抗体価は3回目接種後に職員全員の上昇が確認された。また、2回目接種から8カ月で約20%に減少しており、接種から時間の経過と共に、感染リスクが高まっていくことも分かった。

 今後、3回目接種の副反応や、接種から3カ月後の抗体価についても調査結果を発表する予定だ。

 センターの内藤眞病理部長は「3回目接種の効果を裏付ける調査結果となった。早急に接種を実施し、抗体価を高く維持することが重要だ」としている。

 調査結果はセンターのホームページで公開している。