新潟県新発田市出身の実業家、大倉喜八郎が東京都内に建てた日本建築「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」が、新発田市の東公園に移築され、4月29日から一般公開される。黄金色に輝く絢爛(けんらん)豪華な天井装飾や、和洋折衷の趣が感じられる食堂など、建物内の見どころを一足先に紹介する。

[写真で見る]「蔵春閣」見どころを一挙紹介

 蔵春閣は1912年、東京・向島の隅田川沿いに建設された。政財界の要人や、海外からの客...

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