64歳以下の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、2回目を打った後の間隔を8カ月から7カ月に早める政府の方針を受け、新潟県内30市町村のうち22市町が接種時期を前倒しすることが27日、新潟日報社のまとめで分かった。新潟市が7カ月半としている間隔を3月以降に接種する人は7カ月とするのをはじめ、都市部を中心に前倒しの動きが広がっている=表参照=。

 新潟市は27日、65歳以上についても、3回目接種までの間隔を7カ月から6カ月に前倒しすると発表。集団接種で日時と会場が指定されている人は、希望に応じて変更できる。

 64歳以下の接種は2月に始める予定。前倒しで3月の集団接種は2万6千人分を増やすことにした。

 中原八一市長は27日の会見で、市内の感染が拡大しているとし、「前倒し接種で感染や重症化の予防効果を高めたい」と述べた。

 長岡市は64歳以下の3回目接種を前倒しし、個別接種は2月1日、集団接種は3月12日に始める。

 上越市も64歳以下の開始時期について、個別接種は3月から2月中旬に、集団接種は4月から3月中旬に早めた。

 前倒しは20市のうち18市に上った一方、町村部は田上、出雲崎、湯沢、津南の4町にとどまった。

 前倒しの予定が「なし」、または「検討中」と回答した自治体は8市町村。弥彦村は日時と会場を指定する集団接種方式で、64歳以下を4月2日に始めると4月上旬のうちに全員が完了する予定として変更しない。聖籠町は1、2回目の接種時期が県内でも早かったとし、前倒しの必要がないと判断した。