B1中地区の新潟アルビレックスBBは第34節第3日の4月23日、アオーレ長岡で中地区の富山と対戦し、94-89で勝利した。今季2度目の2連勝で、通算成績は11勝45敗。今節の結果次第ではB2降格が決定する可能性があったが、踏みとどまった。富山は12勝44敗。
新潟は富山の猛追を振り切り、接戦をものにした。
先発は澁田怜音、杉本天昇、コーバーン、アレン、遠藤善。第1クオーターから澁田らの3点シュート攻勢で15点をリード。第2クオーターは、アレンやアルマが得点を重ねてリードを広げ、49-30で折り返した。
第3クオーターは攻守の乱れがあったものの、大きくは崩れず、差は17点。しかし、第4クオーターに入ると富山の猛反撃を止められず、一時は3点差まで迫られた。それでも、コーバーンらがインサイドで粘り、逃げ切った。
ほかに9試合が行われ、B1残留ラインの滋賀は終了間際に大阪に逆転され、82-83で敗れた。滋賀は13勝43敗。
西地区は琉球がSR渋谷に90-84で勝ち、45勝11敗で地区首位に浮上した。島根は京都に82-87で敗れて45勝11敗となり、リーグ規定により2位に後退した。
既に東地区優勝を決めている千葉Jは群馬に98-73で快勝し、50勝目(6敗)を挙げた。中地区優勝の川崎は三遠に75-91で敗れて38勝18敗。
広島-信州は、信州の選手1人が新型コロナウイルスに感染し、負傷者ら5人もエントリーできず中止となった。
新潟は残り4試合。次戦は29、30の両日、愛知県の豊橋市総合体育館で中地区の三遠と対戦する。
