介護保険料の還付金名目で現金約100万円をだまし取られたとして、新潟県長岡市の60代女性が与板署に相談し、与板署は4月27日、被害を認知した。特殊詐欺事件とみて調べている。

 与板署によると、25日午後4時前、市役所職員を名乗る男から「還付金がある。金融機関に行って着いたら連絡をくれ」という電話が女性宅の固定電話にあった。女性は金融機関へ行き、携帯電話で指示を受けながらATMを操作。現金約100万円を他人名義の口座に振り込み、だまし取られた。家族に相談し、被害に気付いた。