
きょうから一般公開される蔵春閣でテープカットをする関係者ら=28日、新発田市諏訪町1
新発田市出身の実業家、大倉喜八郎が都内に建て、同市の東公園に移築された日本建築「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」が29日、一般公開される。同所で28日、関係者約40人が出席し、記念式典が開かれた。
蔵春閣は1912年、東京・向島の隅田川沿いに建設された。迎賓館としての役割を担い、渋沢栄一ら政財界の要人や、海外からの客をもてなした。
式典で二階堂馨市長は「郷土が誇る喜八郎ゆかりの蔵春閣が、新発田にやって...
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