新潟市職員労働組合の元書記の女性が組合活動費などを着服したとして、新潟市職員労組が女性に約4千万円の損害賠償などを求めた訴訟が新潟地裁で和解したことが4月28日、関係者への取材で分かった。

 原告側弁護士によると、和解は3月30日付。和解内容は非公表としている。

 訴状などによると、女性は共済制度や組合の下部組織などの口座管理を担当。2011〜21年、自身が使用する目的で、管理を任された五つの口座か...

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