村人らと山本五十六長官機の前に立つ坂井田洋治さん(左から3人目)=4月18日、パプアニューギニア・ブーゲンビル島
村人らと山本五十六長官機の前に立つ坂井田洋治さん(左から3人目)=4月18日、パプアニューギニア・ブーゲンビル島
ブーゲンビル島に今も残る山本五十六長官機=4月18日、パプアニューギニア

 新潟県長岡市出身の連合艦隊司令長官、山本五十六が米軍機に撃墜されて死亡してから80年となる中、搭乗していた機体の保存に向け、現地の住民らが話し合いを始めた。五十六の命日である4月18日にパプアニューギニア・ブーゲンビルを訪問した千葉県の男性は「今年は住民が慰霊式を企画してくれた。規模は小さくても、保存に向けた大きな一歩だ」と期待を寄せている。

 長官機はブーゲンビル島南部ココポ村のジャングルに今も...

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