
入居先の移住促進住宅を見上げる金子優さん。玄関付近は広々とした吹き抜けになっている=三条市田屋
新潟県三条市が移住者向けに改修した移住促進住宅の第1弾が完成し、引き渡しが行われた。築約120年の下田地区の古民家を現代の暮らしに合わせた。入居者は「家の中は快適で周辺は自然がたくさん。今後の四季の変化も楽しみだ」と話す。
自然豊かな下田地区は移住を希望する人がいても、賃貸物件が少ないのが課題だった。住まい確保のため、市は2022年度から空き家の改修に着手。第1弾として、JR燕三条駅から直線で1...
残り423文字(全文:624文字)