コーヒー豆の焙煎(ばいせん)作業に当たるオリーブの樹の利用者=村上市小町
コーヒー豆の焙煎(ばいせん)作業に当たるオリーブの樹の利用者=村上市小町
障害者雇用支援施設オリーブの樹の利用者が焙煎したコーヒー

 新潟県村上市大町の障害者就労継続支援B型事業所「オリーブの樹(き)」がコーヒーの焙煎(ばいせん)、販売事業を始めた。スタッフの手を借りながら、利用者がガスのじか火で豆をじっくりと焙煎する。丁寧に選別された豆は、ドリップパックとして販売されるほか、利用者らが働く喫茶店で飲むことができる。

 オリーブの樹には約20人が通い、村上市の町屋通りにある店舗でパン作りや喫茶店運営などに携わってきた。コーヒーの事業は運営するリリック(村上市)が、利用者のやりがいや収入増をさらに高めようと計画。約40万円を投じ、オリーブの樹の...

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