豊かな自然の中でジャズと和太鼓の奏者がセッションする「山古志Jazz」が5月5日、新潟県長岡市山古志竹沢のやまこし復興交流館おらたるで開かれた。リズミカルなジャズに和太鼓の力強い響きが加わり、約50人の来場者を魅了した。
やまこし復興交流館おらたるが主催し2回目。長岡市出身のバスクラリネット奏者、伊佐瞳さんや長岡市山古志出身で和太鼓奏者の坂牧颯人さんら新潟県内外で活動する6人が出演した。
屋外にステージが設けられ、「聖者の行進」などジャズのスタンダードナンバーからアップテンポな曲まで8曲が披露された。ジャズと和太鼓のコラボレーションでは、即興の掛け合いに会場から大きな拍手と歓声が上がった。
家族と訪れた加茂市の公務員(34)は「山古志の素晴らしい景観を眺めながらジャズが聴けて心地よかった」と話した。