パソコン修理費の名目で電子マネー15万円分をだまし取られたとして、新潟県三条市の70代男性が5月7日、三条署に被害を相談した。三条署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 三条署によると、5日に男性がパソコンを操作中、画面にウイルス感染の警告表示と電話番号が出た。男性が電話をかけると、片言の日本語を話す男から「パソコンの修理のため、5万円分の電子マネーが必要だ」と言われたため、5日中にコンビニで電子マネーカードを購入。パソコンに電子マネーのコード番号を入力したところ、男から「番号が違う」と電話があり、さらに10万円分を購入するように言われ、従った。その後も重ねて購入を要求されたため不審に思い、三条署に相談した。