2030年代中ごろに営業列車での自動運転を始める予定の上越新幹線E7系車両
2030年代中ごろに営業列車での自動運転を始める予定の上越新幹線E7系車両

 JR東日本は5月9日、上越新幹線の東京-新潟で、2030年代中ごろに営業列車を自動運転化すると発表した。運転士が乗務せず、緊急時の乗客の避難誘導などを担う係員だけが乗り込む。JR西日本とも技術協力し、北陸新幹線への導入も検討する=地図参照=。

 車両は、現在北陸新幹線でJR西と相互に運用しているE7系(JR西ではW7系)を改良し、自動列車運転装置(ATO)を設置する。発車時の安全確保のため、各駅に...

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