
2019年に東京電力が公開した、柏崎刈羽原発7号機の大物搬入口の解体作業=2019年5月、柏崎刈羽原発
新潟県に立地する東京電力柏崎刈羽原発6号機の原子炉建屋に直結する大物搬入建屋のくいが損傷していた問題で、東電は5月11日、建屋を建て替えると発表した。これまでは建物の基礎部分を補修し、建屋はそのまま使用する方向で検討してきたが、「耐震性のさらなる向上」を目的に方針を変更した。
大物搬入建屋は原子炉で使う核燃料の出し入れなどに使う設備。東電は2021年7月、6号機の再稼働に向けた耐震強化工事をする...
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