今年の大型連休中の人出が、全国主要都市の60地点のうち95%に当たる57地点で前年から増えたことが5月11日、分かった。新型コロナウイルス対策の緩和で旅行が盛んになり、新潟市など地方でにぎわいが目立った半面、大都市の繁華街では減少するケースが見られた。ただ、大半の地点で新型ウイルス禍前の水準には達しておらず、今後増加が見込まれる訪日観光客の取り込みなどが穴埋めの鍵となりそうだ。

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