【2021/07/08】

 2000年に始まったアートトリエンナーレ「大地の芸術祭」で、イリヤ&エミリア・カバコフは越後妻有で農業を営む人々にささげる作品「棚田」を作りました。

 そして14年、翌年の大地の芸術祭に向け、再びこの地で作品を作りたいという手紙がカバコフ夫妻から届きました。人生の階段を表す5体の像から成る「人生のアーチ」です。

 「この世に生を享(う)け、生き残るために戦い、しばしば這(は)…

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