新潟市民病院は5月15日、誤って薬剤を脊髄に注入して両足に障害が残る医療事故が2021年6月にあり、新潟市内の当時70代の男性患者に1900万円を支払うことで和解したと発表した。市は、5月22日に開会する市議会5月臨時会に関連議案を提出する。

 市民病院によると、腰と胸の脊柱管狭窄(きょうさく)症の疑いで検査を行った際、腰付近の背骨に造影剤を注射したところ、誤って脊髄に注入し、脊髄を損傷させた。患...

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