新潟交通の東京方面行きの高速バス。東京路線の便数は新型ウイルス禍前の半分にとどまっている=5月15日、新潟市中央区のJR新潟駅前停留所
新潟交通の東京方面行きの高速バス。東京路線の便数は新型ウイルス禍前の半分にとどまっている=5月15日、新潟市中央区のJR新潟駅前停留所

 新潟県と県外を行き来する高速バスの運行頻度が、新型コロナウイルス禍前の水準を大きく下回っている。国土交通省北陸信越運輸局のまとめでは、4月末時点で、新潟県を発着する県外高速バスの一日当たりの運行便数は59便で、新型コロナウイルスが本格的に流行する前の半数にとどまる。利用者の減少に運転手の不足も相まって、運休が常態化している路線もある。主軸となる東京方面で運行数が伸びず、また、ウイルス禍で生活様式...

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