新潟県警燕署は5月16日、取引企業からの入金先を会社の口座から自分名義の口座に変更して詐欺を繰り返した疑いで、燕市の会社員の女(41)を逮捕した。

 逮捕容疑は2020年1月下旬から22年3月中旬にかけて、市内の会社で経理業務をしていた容疑者が取引企業1社に対し、代金の支払口座を変更したと伝え、自分名義の口座に40回にわたり、計約1830万円を入金させた疑い。容疑者は現在、別の会社に勤務している。

 燕署によると容疑者は「金額は覚えていないが、身に覚えがある」などど容疑を認めている。