新潟県内の大学や専門学校などを今春卒業した学生のうち、県内企業に就職した人の割合が55.4%と過去10年で最低水準だったことが5月17日、新潟労働局の調査で分かった。県内就職率は近年、低落傾向にあり、新型コロナウイルス禍の2021年は地元志向の高まりなどから上昇したが、22、23年と2年連続で低下=グラフ参照=。賃金格差などから学生の目が再び首都圏を向いたとみられ、関係者は県内企業の人手不足が強...

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