気象庁は5月25日、局地的な豪雨をもたらす線状降水帯の発生を伝える「顕著な大雨に関する気象情報」の基準を改定し、最大30分早く発表する運用を始めた。これまでは降水量などの基準を実際に満たしてから発表していたが、予測を組み入れて少しでも迅速に危険度の高まりを知らせるのが狙い。2026年からは予測時間を延ばし、2〜3時間前の発表を目指す。

 顕著な大雨情報は、5段階で...

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