会見に臨む(右から)堂前洋一郎県医師会長、済生会新潟病院の本間照院長、県厚生連新潟医療センターの吉澤弘久院長、染矢俊幸新潟大医学部長=5月31日、県庁
会見に臨む(右から)堂前洋一郎県医師会長、済生会新潟病院の本間照院長、県厚生連新潟医療センターの吉澤弘久院長、染矢俊幸新潟大医学部長=5月31日、県庁

 新潟県医師会の堂前洋一郎会長は5月31日、新潟県庁で会見を開き、新潟市内で設置検討を進める新救急拠点の整備・運営事業者に、名乗りを上げた2事業者のうち済生会新潟病院(新潟市西区)を選んだと正式に発表した。医師会が求める年8千台の救急車受け入れに向け、医師数など現状の体制を踏まえた計画の実効性が評価された。決定を受け、新潟大医学部は新拠点への医師集約を明言。県内最大の救急拠点病院誕生に向けて医療再...

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