大積スマートICなどの供用開始に向け、民間によるまちづくりが動き出した長岡市宮本東方町周辺=6月1日(小型無人機から)
大積スマートICなどの供用開始に向け、民間によるまちづくりが動き出した長岡市宮本東方町周辺=6月1日(小型無人機から)

 2026年度中の供用開始を目指して整備が進む新潟県長岡市の北陸道大積スマートインターチェンジ(IC、仮称)付近で、地域活性化に向け、民間によるまちづくりが動き出した。地元有志が株式会社「二和(ふたわ)ドリーム」(長岡市青葉台1)を設立。まずは北陸道と並行する国道8号沿いに、飲食店併設の農産物直売所を開く計画だ。その上で、5〜10年以内に情報発信機能などを充実させ、道の駅登録を目指す。里山として親しまれる立地を生かして観光客を呼び込みたい考えだ。

 大積スマートICは高速道の利便性向上や防災機能の強化を目的に、長岡ジャンクションから北陸道西山IC(柏崎市)間の大積パーキングエリア(長岡市)で整備が進む。周辺では国道8号と長岡ニュータウンをつなぐ連絡道路の...

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