新潟県内で2022年に新しく農業を始めた人は265人で、前年より32人減ったことが、県のまとめで6月15日までに分かった=グラフ参照=。県が目標に据える年間280人を2年ぶりに下回った。県は、新型コロナウイルスの影響で停滞していた経済活動が再開し、ほかの産業で採用が活発になったことが背景にあるとみている。

 県が目標にしている年間280人は、高齢化で農業をやめる人が多い中、県内の農地を維持するために必要な人数として計算されている。...

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