2022年に全国で発生した山岳遭難は前年から380件増の3015件、遭難者は431人増の3506人だったことが6月15日、警察庁のまとめで分かった。いずれも統計が残る1961年以降、過去最多となった。新型コロナウイルス禍で閉鎖されていた山小屋、登山道が再開したことが影響したとみられる。新潟県内の山岳遭難は、前の年から2件増えた114件で、遭難者は前の年より2人少ないの129人だった。

 遭難者の8...

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