
日本酒が入ったケースを船からダイバーに手渡す関係者=6月16日、佐渡市の小木漁港
新潟県佐渡市で酒を海底で寝かせる「海底熟成酒」づくりが進んでいる。6月16日は佐渡市と連携協定を結ぶ福島県会津若松市が、酒蔵の日本酒を佐渡市の小木漁港の海底に試験的に貯蔵。防水対策した4号瓶30本が、水深18メートル地点に沈められた。
海底熟成酒は、海底の水温や暗さなどを利用して熟成させる。味がまろやかになり、深みも増すといわれている。潮流が穏やかな海が適しており、全国的には太平洋側や瀬戸内海で...
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