
ろうそくがともされた舞台で能が披露された「正法寺ろうそく能」=佐渡市泉
ろうそくの明かりの中で能を鑑賞する「正法寺ろうそく能」が、新潟県佐渡市泉の正法寺本堂で開かれた。島内外から約180人の愛好家らが訪れ、幽玄の世界を堪能した。
能の大成者、世阿弥は1434年、佐渡に配流され正法寺に滞在したと伝えられている。世阿弥の足跡や佐渡の能文化を発信しようと、市民グループ「佐渡の能を識(し)る会」などが6月16日に開いた。
演目は、平清盛のおいに当たり、琵琶の名手として名高い...
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