
ヒノキの香りがあふれるサウナ室の内部。熊谷健也さん(左)、佑人さん親子が開発した=新発田市岡田
新潟県新発田市岡田の熊谷(くまがい)建設が、たるの形をした高断熱サウナを開発した。壁を二重にして分厚い断熱材を入れ、寒冷地でも室温を100度超に保てる保温性を実現した。木の温かみのあるおしゃれな外観で、サウナ室は総ヒノキ造り。大工の技術と知恵を存分に生かした自信作だ。
発案したのは専務の熊谷佑人さん(35)。趣味のサウナを研究するうち、大きなたるを横倒しにしたような形状の「バレルサウナ」に目が止...
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