大雪による積雪で倒壊した倉庫=7日、津南町下船渡
大雪による積雪で倒壊した倉庫=7日、津南町下船渡

 4日から続く大雪の影響で、新潟県内各地で被害が相次いだ。長岡市では除雪機近くで倒れていた80代男性が死亡し、県のまとめでは4〜7日の死傷者は計15人に上った。県は除雪作業中の事故に注意を呼び掛けている。

 県によると、長岡市の男性は5日、自宅の車庫で倒れていたところを家族に発見された。近くにエンジンのかかった除雪機があり、除雪中の病死とみられる。今冬の雪による死者は12人となった。4〜7日は雪下ろしに屋根から転落するなどして10人、除雪機で作業中に機械に指を入れるなどして3人が負傷した。

 県災害救助条例が適用された妙高市(関山)は、7日午後6時現在の積雪が259センチ。市内では6日、流雪溝があふれて住宅兼店舗が床下浸水したほか、店舗の屋根が積雪で一部崩れる被害も出た。

 5日から7日にかけての大雪で350センチを超える積雪を記録した津南町では、町中心部でも積雪が3メートルを超えた。町は7日までに豪雪警戒本部を設置した。

 6日には、同町下船渡の塗装業者の木造倉庫が雪の重みで倒壊。壊れた建物と雪が国道にはみ出し、一時、片側交互通行の規制が敷かれた。近所の女性は「倒れたと聞いて驚いた。これだけ一度に降ったのはこの冬一番。毎日雪の始末で大変だ」と話していた。