
記者会見でチャットGPTを使った文書の作成過程を説明する長岡市の職員(左)と磯田達伸市長(右奥)=6月30日、アオーレ長岡
新潟県長岡市は、7月1日から人工知能(AI)を用いた「チャットGPT」などの生成AIを業務に使い始める。文書のたたき台の作成や、データの整理などに利用できると判断した。利用する際は職員向けのガイドラインを順守させ、個人情報を書き込まないなど安全性に配慮する。
ガイドラインには一部の課の職員に限って5月上旬から利用してきた結果を反映させた。「業務効率の改善やアイデア出しに役立つ半面、法令に違反したり他者の権利を侵害したりする可能性がある」と記し、機密情報や個人情報は入力しないルールとした。
当面は...
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