受精卵移植を手掛け、畜産・酪農業の利益向上に努めるノースブルの菅原さん(右から2人目)ら=1月、仙台市青葉区
受精卵移植を手掛け、畜産・酪農業の利益向上に努めるノースブルの菅原さん(右から2人目)ら=1月、仙台市青葉区

 仙台市青葉区の「ノースブル」は、和牛の受精卵を乳牛に移植して代理出産させる「受精卵移植」で、全国トップクラスの実績を誇る。日本の畜産・酪農を守るという志と高い技術力を持ち、取引先から信頼されている。

 菅原紀(もとい)社長(43)は宮城県涌谷町の畜産農家の長男に生まれた。後継者となるべく酪農学園大(北海道江別市)で学ぶうちに、休日も十分取れない割に収入が上がらない畜産・酪農業の課題が見えてきた。卒…

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