体を軽やかにリセットできそうな、ヘルシーメニューをいただけるカフェを訪ねました。

女性にうれしいハーブティー
居心地のいい空間で

ITOYA CAFE  |三条市|

かんきつ系の香りが広がるハーブティー「フラワーガーデン」(510円)。三条市のハーブの専門家が監修し、カフェの敷地内で育てたハーブも使用。他にハーブレモンティー、ミントティーも楽しめる

 木々に囲まれ、看板もなくひっそりと建つカフェ。バッグや婦人服を販売する「ITOYA」が、創業100周年を記念し5年前にオープン。大の喫茶店好きという社長の伊藤浩志さんが、自身のこだわりを詰め込んだ空間だ。「自分の時間を持ってもらいたい」と設計された店内は、あちこちに階段があるのが特徴的。どの席に座っても見える景色が変わり、他のお客さんと目線が合いにくく、ゆったりと過ごせる。

天井が高く解放感のある空間。ゆっくり読書をする人も多いそう

 そんな空間でいただけるお薦めのハーブティーは、3種類を用意。「フラワーガーデン」は、体を温めるエルダーフラワーや美肌につながるヒースなどをブレンド。ポットの中で開く花にも心癒やされる。他にハーブレモンティー、ミントティーがある。砂糖を使わず、新鮮な卵とレモングラスエキス、豆乳に漬け込んだフレンチトーストは、さっぱりとした味わい。レモングラス入りのシロップが添えられ、好みの甘さで楽しめる。これから春に向け、庭木が次々に花を咲かせるという。心も体も癒やされに、足を運びたい。

卵液に砂糖を使わないヘルシーなフレンチトースト(600円)。胃にやさしいレモングラスの作用もあり、飽きずにいただける
「一歩中に入ると、外の世界と離れてゆっくりできます。カップルやお友達との会話に花が咲くと思います」とスタッフの中村拓夢さん

■場所 三条市荒町2-19-10
■電話 0256(47)1741
■時間 10:00~18:30 18:00ラストオーダー
■休み 月曜

ビタミンCたっぷり
地域伝統の健康茶を気軽に

農園のカフェ厨房 トネリコ |新潟市西蒲区|

 「この地域らしいものを味わってほしい」と、地元産の野菜を使ったランチやドリンクを提供する人気店。「柿の葉茶」は、柿の産地であるこの地域で昔から飲まれている健康茶。ビタミンCがレモンの20倍も含まれ、さらに柿の葉茶のビタミンCは加熱しても壊れにくいという。

にしかん産柿の葉茶(495円)。乾燥させた柿の葉に炒ったコシヒカリ玄米をブレンド。くせがなく飲みやすい。自宅 で楽しめるリーフも販売(486円)
宝山酒造「造り酒屋の麹あまざけ越後姫」(495円)。消化が良く栄養価が高い。ホットまたはアイスを選べる ※お皿の越後姫はイメージ

 「造り酒屋の麹あまざけ越後姫」は、敷地内で収穫した越後姫を使い、地元の酒蔵・宝山酒造が作る甘酒も提供する。こうじづくりやイチゴをすりつぶす工程もすべて手作業。米こうじと越後姫の甘さだけで仕上げた、すっきりとした味わいだ。同じく越後姫を使った期間限定のパフェは毎年大人気。朝採れの越後姫をグラス1杯に約6粒使う。「イチゴそのもののおいしさを味わってもらえるよう、ミルクアイスや米粉シフォンケーキなどと合わせてシンプルに仕上げています」と店長の藤田瑠美子さん。ランチの後でもすんなり食べられてしまう一品。美容や健康に欠かせないビタミンCたっぷりの越後姫を、ぜいたくにいただこう。

ジューシーな越後姫を味わえる、そら野の越後姫パフェ(858円)。これからの季節はイチゴの糖度がさらに上がるという。提供は6月頃まで
新潟市西蒲区、そら野テラス内にあるカフェ。毎年大人気のイチゴ狩りも予約受け付け中
「甘酒はすっきりとした甘さで甘酒が苦手な方にも好評です」と藤田瑠美子店長

■場所 新潟市西蒲区下山1320-1
■電話 0256(78)7515
■時間 10:00~17:00 16:00ラストオーダー
■休み 火曜
http://sola-terra.jp/toneriko/

体質タイプに合わせてセレクト
「味わうヨガ」でヘルシーに

ハヴァナダイニング |新潟市中央区|

 海岸に近く、緑豊かなロケーションも魅力のこちら。オーナーの鈴木麻衣さんは15年ほど前からヨガ講師として活動。「体を動かすだけでなく、体に取り入れるものの大切さも伝えたい」との思いから、ヨガスタジオにカフェダイニングを併設したこの店をオープンした。テーマは「味わうヨガ」。インド人シェフが作る野菜たっぷりの料理をランチでいただける他、体を癒やすドリンクも多彩にそろう。

ビネガーチアシードのソーダ(450円)はアンチエイジングに良いとされる必須アミノ酸やオメガ3脂肪酸を含む。丸いお菓子は全粒粉やギー(インド伝統のバターオイル)、ナッツなどをいって丸めたインド伝統スイーツ(1個170円)

 中でもアーユルヴェーダ(インドの伝統医療)の考え方に基づいた体質改善ティーは、3種類を用意する。メニューに記載されたQRから、体質チェックのページにアクセス。27の質問に答えた結果で自分の体質に合うお茶が分かる。アーユルヴェーダのドクターが調合したハーブとスパイスがブレンドされ、一口飲むと豊かな香りとスパイシーな味わいが広がる。同じお茶でもその日の体調によって味の感じ方が変わるといい、飲み続けることで効果を実感できそうだ。

アーユルヴェーダ体質改善ティー(350円)。27の質問に答え、自分が「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」のどのタイプかでお薦めのお茶が分かる
野菜たっぷりの本場インド料理をいただけるビュッフェランチも好評。店舗2階はヨガスタジオやアーユルヴェーダのサロンになっている
「ノンカフェインのお茶やスムージー、オーガニックコーヒーも各種ご用意しています」とオーナーの鈴木麻衣さん

■場所 新潟市中央区水道町1-5939-37
■電話 025(201)7092
■時間 ランチ11:00~16:00 15:00ラストオーダー カフェ11:00~16:30 16:00ラストオーダー
■休み 年末年始
http://vege-food.com/

薬膳のチカラを身近に
「何となく」の不調を緩和

漢方カフェ めぐり |新潟市中央区|

左から、クコの実や竜眼肉(りゅうがんにく)などの生薬やスパイスを合わせた「めぐりのクラフトコーラ」(500円)、紅茶になつめや陳皮(ちんぴ)をブレンドした薬膳茶「気虚(ききょ)」(550円)、血流を良くしながら血を補うことで肌の色を良くする「美巡茶」(550円)

 漢方薬局に隣接したこちらのカフェ。「体に良さそうだけど敷居が高い」という漢方のイメージを払拭し、身近に感じてもらいたいと薬局の一部を改装、3年前にオープンした。いただけるのは、漢方薬の原料である生薬を使ったお茶やスイーツ。中国の伝統医学に基づき、季節や体調に合わせた料理や飲み物をいただく「薬膳」の考え方を取り入れている。

米粉やそば粉を使ったマフィン(1個390円)。バター、小麦粉不使用だが、そうとは思えないほどしっとりして味わい深い

お茶はリーフでも販売(各950円)。見た目も美しくプレゼントにも良さそうだ

 「薬膳は、医者にかかるほどではないけれど何となく調子が悪い、というときに有効です。お客さまの中には、出産後にイライラや落ち込みが続いていたけれど、薬膳茶を飲み始めてから気分がいい、という方もいらっしゃいます」と話すのは、薬剤師兼、薬膳コーディネーターの長澤奈恵さん。カフェを経由し漢方薬局にかかる人も多いという。「人間は自然の一部なので、四季に応じた食べ物や服装が重要。セルフケアできるよう、薬膳について知って、親しんでほしいです」。不定期でセミナーも開催。詳細はSNSやWEBサイトをチェック。

明るく入りやすい店内。奥に見えるのが漢方薬局
「お客さまのお話を聞いてメニューをお薦めしたり、アドバイスすることも可能です」と薬剤師兼、薬膳コーディネーターの長澤奈恵さん

■場所 新潟市中央区米山5-14-13
■電話 025(250)1118
■時間 9:00~17:30 17:00ラストオーダー
■休み 木・日・祝日
https://www.sasakiku.co.jp/kanpou-cafe-meguri/

雪国生まれの乳酸菌
発酵パワーで美肌に

Hacco to go! 新潟駅店 |新潟市中央区|

左から、発酵シェイクストロベリー(594円)、発酵ホットスムージークリームチーズ(648円)、かぼちゃと酒粕のポタージュスープ(486円)。発酵シェイクは1杯に40グラムの酒かすが入っている ※いずれもテークアウト価格

 「日本のおなかに日本の発酵を」をコンセプトに、発酵ドリンクやフードを提供。ほとんどのメニューに使用されているのが、乳酸発酵させた酒粕(かす)だ。発酵食品である酒かすを、魚沼で発見された乳酸菌「ウオヌマ株」でさらに発酵。乳酸菌が格段に増え、腸内環境を整える効果がより高まるという。肌のコラーゲン密度を上げる「α-EG」や美白成分「コウジ酸」も含まれる。飲み続けることで「おなかの調子が良くなった」「肌がもちもちになった」と実感する声も聞かれるそうだ。

店内奥にはイートインコーナーも
焼き菓子なども豊富にそろう。ちょっとした手土産にもお薦め

 一番人気の発酵シェイクは、乳酸発酵させた酒かす、豆乳、てん菜糖がベース。プレーン、ストロベリー、ブルーベリーなど5種類の味がそろう。飲むヨーグルトのような爽やかな酸味で、すっきりとした甘さが広がる。酒かすは県内の酒蔵から買い取っており、消費しきれない酒かすの活用によりフードロス削減にもつながっている。体にも環境にもやさしいドリンクだ。

「製造過程でアルコールを抜いているので酒かすが苦手な方にもお薦めです」と店長の朝倉真澄さん
左から、酒粕ショコ 手土産にもお薦めラテリーヌ(334円)、チーズのような風味が広がる酒粕サブレ(464円)、乳酸菌発酵酒粕ヨーグルトを自宅でも楽しめる「醸グルト」(972円)

■場所 新潟市中央区花園1-1-1 CoCoLo新潟西N+(新潟駅西口改札脇)
■電話 025(282)7954
■時間 10:00~20:30
■休み なし
https://haccotogo.com/

※assh 2022/2/24掲載