復旧に向け、空気が混じった水を抜く作業をする新潟市水道局の職員=25日9時30分ころ、新潟市西区寺尾台
復旧に向け、空気が混じった水を抜く作業をする新潟市水道局の職員=25日9時30分ころ、新潟市西区寺尾台

 25日午前3時ごろ、新潟市西区の青山浄水場で電気関連のトラブルが発生し、中央区、西区の一部で水道水が濁った。影響は最大で4万4千世帯とみられる。

 水道局によると、午前3時ごろに浄水場周辺が停電。自家発電装置も何らかの原因で機能せず、水道管に水を送るポンプが停止した。午前5時前に復旧したが、水流の変化で管の中のさびが水に混ざった。水道管内の濁り水を消火栓から抜いたほか、西区の医療施設に給水車を派遣した。

 濁りは午後3時ごろに解消した。ただ自宅内の水道管に残っている場合があり、水道局は「水が濁った場合、しばらく蛇口を出しっぱなしにしてほしい」とする。濁りの主成分は鉄分のため健康に影響はない。

 市保健給食課は濁り水の影響が考えられる17校に水道水の使用を控えるように指示。そのうち、11校では給食の献立を変更した。西区の五十嵐小の諸橋智校長は「朝の段階で茶色い水が出ていたので、汁物を出さないなどメニューを変えた」と説明した。

 住民も一様に驚いた様子。西区小針台の主婦は(78)は「水道からは薄茶色の水が出て、ポットの水を入れ替えられなかった。息子が孫の飲み水をコンビニに買いに行った」と話した。