【2021/11/11】

 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある人と栖(すみか)と、またかくのごとし。

 平安末期から鎌倉初期に生きた鴨長明(1155~1216年)の「方丈記」の有名な冒頭です。十日町市の越後妻有里山現代美術館MonET(モネ)に今年新設された名和晃平の作品「Force」を初めて…

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