給食用に添加物を使わない「こだわり食材」で独自路線を歩み始めた給材(きゅうざい)(新潟市東区)。だが、価格競争にもまれ、厳しい経営状況から完全に脱するとまではいかなかった。

 こうした中で着目したのが、米粉だった。コメ離れが進む中、当時新潟県は、小麦粉から米粉への積極的な転換を推奨していた。給材は米粉を原料にカレールウを作ろうと考えた。

 米粉を使った麺やパンを選ばなかったのはなぜか。現社長の宮崎伸…

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