
道の駅SORAIRO国上で、来場者に八丁紙を紹介する今井耕治さん(右)=燕市国上
新年を迎える縁起物で、和紙で作られた切り絵「八丁紙(はっちょうがみ)」の販売が、今年も新潟県燕市の「道の駅SORAIRO国上」で始まった。地元の切り絵サークル「分水切り絵村」の会員が干支(えと)などを題材に毎年出品するもので、地域の風物詩として人気を呼んでいる。
八丁紙は白い紙で切り絵を作り、下に赤い紙を敷いて紅白のめでたい図柄を作る伝統の技術で、正月にお供え餅や神棚、玄関に飾る習慣がある。分水...
残り282文字(全文:483文字)