国道脇でうつぶせにうずくまるクマ=11月20日、新発田市菅谷
国道脇でうつぶせにうずくまるクマ=11月20日、新発田市菅谷
国道脇でうずくまるクマが見つかり、警戒する警察官ら=11月20日午前9時過ぎ、新発田市菅谷

 11月20日午前6時半前、新潟県新発田市菅谷の国道を車で通行していた男性から、「クマが車とぶつかったようで、路上でもがいている」と新発田署に通報があった。クマはその後、道路脇でうずくまり、動けない状態となった。約4時間後に現場から移動させるまで、署や猟友会が現地で警戒に当たった。

 新発田署によると、クマは体長約1メートル。経緯は不明だが、後脚を負傷していたとみられる。署には車でクマと接触したとする届け出などは寄せられていないという。現場の国道脇は山地で、滝集落の民家まで約150メートル。