
県事業で設置した洗面台で歯みがきをする越佐ロード新潟営業所の従業員=新潟市南区
働く世代の歯の健康維持を目的に、新潟県は2023年度、企業に対し「歯みがきスペース」として洗面台や鏡などの設置を支援するモデル事業を行っている。新潟県は子どもの虫歯の少なさは全国トップだが、高齢になると多くの歯が失われている。県は職場での歯磨きを習慣化するには環境づくりも一つの手とみて、他の企業などにも取り組みを広げ、意識改革を促したい考えだ。
事業は新潟県民の健康寿命を延ばす「健康立県」の実現...
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