
開発中の草刈りロボットのデモンストレーション=長岡市来伝
新潟県長岡市栃尾地域の来伝(らいでん)集落に移住したフリーランスのプログラマー、水藤(すいとう)裕太さん(35)が人工知能(AI)を搭載した草刈りロボットの開発を進めている。高齢化が進む地域の雑草問題を解決しようと、2年前に試作を開始。製品化を目指し、本体制作の協力者を募っている。「AIを使ってローカルな課題を解決したい」と地域の将来を見据える。
愛知県出身の水藤さんは大学進学を機に上京し、卒業後は大手通信会社に勤務していた。プログラマーの管理業務を担っていたが、...
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