新潟県警は7日までに、2021年の県内の拾得物・遺失物の取り扱い状況をまとめた。拾得物の届け出件数は前年比3・7%増の18万6188件だったが、新型コロナウイルス感染拡大前の19年より約2割少なく、県警は外出自粛の影響が続いているとみている。

 県警会計課によると、拾得物のうち現金は総額約2億1100万円、物品数は約22万8千点で、いずれもほぼ前年並みだった。

 現金の拾得が2億円を超えたのは10年連続。100万円以上の拾得は前年比3件減の3件で、最高額は糸魚川署管内であった約114万円だった。現金のうち持ち主が見つからなかった約2700万円は拾い主に引き渡され、拾い主が辞退するなどした約3800万円は県の歳入となった。

 拾得した物品の分類別では、運転免許証や保険証などの証明書、カード類が約3割を占め、傘、有価証券が続いた=表参照=。

 ヤギやハムスターなど動物の拾得もあり、21年8月には新潟市西区で飼育に許可が必要な「特定動物」に指定されるワニガメが届けられた。動物は原則飼い主に戻すが、見つからない場合は水族館など飼育できる引き取り先を探すという。

 県警は「落とし物をしたら諦めずに最寄りの警察署や交番に問い合わせてほしい」としている。落とし物の情報は県警のホームページでも確認できる。