JR大糸線などの地方路線が「分断」の危機にさらされている。

 大糸線は、観光客らの多い長野県側でJR東日本が運行する松本-南小谷は電化されているが、先の糸魚川までのJR西日本区間は非電化。営利企業としては、乗降者数の少ない区間を「廃止やむなし」と考えてしまいがちだ。

 1987年の国鉄分割民営化で多くの路線を引き継いだJRは、「公共性」と「採算性」を両立するという課題があった。新幹線や首都圏など一部…

残り425文字(全文:642文字)