ちょっとした心掛けや考え方の転換で暮らしや自分は変えられる。捨てたい気持ちを後押しする片づけの格言を発信する人気インスタグラマーyur.3(ゆりさん)のコラムです。

 ちょっとしたメールの返信や何気なく見つけてしまった玄関先のゴミ、夜、シンクに置かれた洗い物。仕事でも家事でもほんの少し面倒だなと感じることは日常にあふれています。それをおっくうに感じている間に、たとえば誰かが先回りして「先方へのメール、送っておいたよ」とか「今日お風呂掃除しておいた」とか「お弁当箱洗ったよ~」と処理しておいてくれるのは、やけにうれしいものです。

 もちろん、そんなうれしい出来事のほうがまれで、普段ならどんなに後回しにしたところで、あとあと必ず自分でやらなければならないこと。「明日やろうはバカ野郎だ」と心の中ではわかっているのに、そんなちょっとした事ほどやはりついつい面倒で、なかなか手がのびません。

 ならばそれを自分で自分の為(ため)にやってあげよう、と気分は別の人になりきって何気なく始めてみたら、自分かわいさに誰の為よりはかどるはかどる(笑)。なにより身の回りは、1日という短いスパンで見ても「これを今やっておいたら後の自分が喜ぶだろうな」と思うことばかりで。やっている事は同じでも、気分よし。もっともっとと先回りできる目からうろこの生活術でした。

文・写真 yur.3(ゆりさん)

新潟県在住の35歳。4歳と0歳の男の子、夫、夫の両親との6人暮らし。捨てたい気持ちを後押しする片づけの格言をインスタグラム( @yur.3 )で発信し、フォロワー数17万人を超える。著書の「28文字の片づけ」は累計7万部を突破している。4/12に新刊「28文字の捨てかた」をリリース。

※assh 2021/11/11掲載