強い地震で資料などが散乱した共同通信仙台支社=17日午前0時11分、仙台市
強い地震で資料などが散乱した共同通信仙台支社=17日午前0時11分、仙台市

 16日午後11時36分ごろ、宮城県と福島県で震度6強の地震があった。気象庁によると震源地は福島県沖で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・3と推定される。

 新潟地方気象台によると、本県では南魚沼市で震度5弱、長岡市や上越市、三条市、加茂市、見附市、田上町、刈羽村、新潟市、新発田市、村上市、燕市、五泉市、阿賀野市、阿賀町、関川村で震度4を観測した。柏崎市、十日町市などで震度3、糸魚川市、佐渡市などで震度2、糸魚川市青海で震度1を観測した。

 JR東日本新潟支社によると16日午後11時55分、地震の影響で全区間の列車の運転を見合わせた。

 県によると、17日午前0時15分現在、東京電力柏崎刈羽原発の異常は確認されていない。

 気象庁は宮城県と福島県に津波注意報を出した。高さは1メートルと予想され、海岸に近づかないよう注意を呼び掛けた。宮城、福島両県をはじめ東北や関東、中部、関西など広い範囲で揺れが観測された。

 東京電力パワーグリッドと東北電力ネットワークによると、両電力の管内で計220万件以上の停電が発生した。地震の影響とみられる。

 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。官邸入りした岸田文雄首相は(1)状況把握に努める(2)政府一丸となって救命救急に当たり、被災者に全力で対応(3)的確な情報提供-の3点を指示したと明らかにした。

 岸田首相は自身のツイッターに「まず命を守る行動を取ってください。テレビやラジオ、インターネットの防災情報などで情報収集してください」と投稿した。

 宮城、福島両県では昨年2月にも震度6強の地震が発生。関連死も含め3人が亡くなり、計180人以上が重軽傷を負った。

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