毎日の暮らしを彩るすてきなものを紹介するassh連載「日々彩々(にちにちさいさい)」。
今回はツイスターピッチャー&マグカップです。

昔からある形がモチーフ
手にしっくりなじむ器

ぽってりとした形と立体的なうねりが心を和ませるピッチャー5,280円とマグカップ2,970円。重心が低く安定感がある。

 新潟市南区にある工房で日々土を練り、成形し、焼成を繰り返す陶芸家の後藤奈々さん。丸みを帯びた器が特徴で、どれも柔和な表情にあふれている。「使いやすい形を大事にしていて、古典的な器を参考にすることが多いですね」と後藤さん。奇をてらわない作風の器は、時を経ても色あせることなく暮らしに寄り添ってくれそうだ。

手の平に乗るサイズ感もかわいい、にじみ一輪挿し2,420円(手前)と、鎬(しのぎ)一輪挿し2,200円

 「想像以上の器が出来上がる時がうれしい瞬間。これまでは1色の器を作ることが多かったですが、最近は重ねがけが好きです」。釉薬(ゆうやく)を二重三重にかけることで、流れるように現れる偶然の模様。手に取り眺めていると、肩の力がすっと抜けるような不思議な安心感に包まれる。

深緑釉(りょくゆう)中鉢3,520円。2種類の釉薬を重ねることで、独特の色むらを表現している

 

後藤 奈々 さん
陶芸家

新潟市南区出身。大学卒業後、京都府立陶工高等技術専門校で陶芸を学び、茨城県笠間市の工房で修業を積む。2008年に新潟市に戻り作陶を開始。各地のギャラリーやクラフトフェアで展示販売を行っている。
後藤奈々
https://www.instagram.com/nanagoto7/
8/22(日)までシロネプレッソ(新潟市南区白根)にて個展開催中

新潟日報メディアシップ1階インフォメーションセンターえんにて展示販売実施:9/1(水)~12月初旬まで(予定)