新潟県と新潟市は30日、新たに695人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者数としては、2月2日の700人に次ぎ過去2番目に多い。感染経路不明は191人。県内の感染者数は4万1805人となった。県は感染再拡大(リバウンド)の可能性が高まっているとみており、年度変わりで人流が多くなる中、基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けた。

 前週の水曜日(23日)の341人の2倍以上となり、7日連続で前週の同じ曜日を上回った。新たに九つの感染者集団(クラスター)が確認された。

 30日に会見した県感染症対策・薬務課の星名秋彦課長は「まん延防止等重点措置が解除されて、日常生活や県外往来といった動きが活発になっている」と説明。一方で「感染者数は非常に増えているが、入院患者はそれほど増えていない」と話し、医療逼迫(ひっぱく)には至っていないとの見方を示した。

 また、県は、これまで感染により死亡した県内の88人について、60代以上が85人で97%を占め、40代1人、50代2人だったと明らかにした。84%には基礎疾患があった。亡くなった時期はワクチン接種が進んでいなかった2021年6月までが53人、それ以降が35人。